【コンディショニング】鉄棒うんてい

ベーシック

『体のひずみ』とは

つまり歪みやねじれということです。
そんなの専門家じゃないからわからないよ。
と思うかもしれませんね。
もちろん専門的に歪みを検査していくには解剖学的な知識が必要なのですが、ここでは体のひずみを「洗濯物のしわ」ということに置き換えてみましょう。

体の中にある「しわ」を感じてみましょう。

両手を前ならえのように肘を伸ばして前に出します。

右でも左でもどちらかをぐーっとさらに前に出していきましょう。腕の付け根である肩甲骨あたりの硬さなどを確認。

前に出した手を戻して、もう一方の手をぐーっと前に出してみます。同じように肩甲骨あたりの硬さを確認しましょう。

さあどっちが硬いなスムーズじゃないな!と感じましたか?そのスムーズじゃない感じが「しわ」です。

では「洗濯物のしわ」を伸ばそうと思った時、パンパンと叩いたり軽く振ったりしますよね。今回イメージして欲しいのは、洗濯物の端と端を持って伸ばすという方法です。

これを体の「しわ伸ばし」に応用してみましょう。

端と端を伸ばすという方法。覚えておいてください。この「しわ伸ばし」を使ってコンディショニングを整えていきますからね。

鉄棒うんてい運動

体幹部が硬いとつまずきやすくなったり足の動きが以前に比べ衰えてきたと感じることが多くなります。

体幹部は主に上半身のインナーマッスルで構成されている部分で、特に上半身と下半身を繋ぐ大腰筋(だいようきん)という筋肉を刺激し働かせる必要があります。

先ほどお話した「しわ伸ばし」を思い出しながら次にご紹介する鉄棒うんてい運動を行ってください。

子供の頃、公園の「うんてい」という器具にぶら下がって遊んだ経験はありませんか?あの動きを取り入れたコンディショニングです。

チェック

まずは、体の中のしわを感じてみましょう。


仰向けに寝た状態で両手をバンザイをするように上げます。
ダランと力を抜いた状態でちょっと斜め上の角度がいいでしょう。

片方ずつ、伸ばした手の方向へ下半身は動かさずにぐーっと引っ張られるように動かしてください。
その時、背骨から固まった筋肉がはがされるようなイメージで出来るだけ斜め上に行けるところまで動かしていきましょう。
6秒ぐらいじわーっと伸ばして感じてみてください。

次に反対の手も同様に斜め上に背骨から筋肉がはがされるような感じで行ってください。

回数は右手、左手で1セット。それを20セットぐらいがいいでしょう。


次に「しわ伸ばし」という要素を加えてやってみます。

上半身はステップ1の動きに、伸ばしている足のかかとを伸ばしている方向にぐーっと突き出します。
これを対角線の形でやってほしいんですね。
つまり、右手を斜め上に伸ばす時は左足のかかとを突き出す。

6秒ぐらいじわーっと伸ばしましょう。

左手を斜め上に伸ばす時は、右足のかかとを突き出す。

これにより端と端を引っ張る「しわ伸ばし」が出来るんですね。

最後に両手を前ならえにして、肩甲骨周りの硬さやつまり具合を確認してみましょう。

しわが取れていたらOK。
まだ硬さが残っていても気にしないでいいです。
1回では取れないしわもありますからね。毎日行ってみてください。

うえ接骨院 上野

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