歩く時も走る時も坂道を下る時も山道をトレッキングする時もいつだって転ばないように足の裏は私たちをを支えてくれています。
まさに縁の下の力持ちですよね。
しかしちょっとした段差でつまずいたりすることはありませんか?
転倒は本当に危険です。
転倒して骨折してしまうと治るまでの安静期間に体のあらゆる運動機能が衰え始めて、ご高齢の方になるほど運動器の機能低下が急速に進んでしまうことになりかねません。
つまずいた時に転倒してしまうのは、反射的に足が動かないせいです。
例えば熱い鍋を触った時に瞬間的に手を離すような生理的な反射ではなく、繰り返しの訓練によって身につく部類の反射神経になります。
それを普段から体に覚えさせることができれば、つまずいた時でもとっさに足を前に出すことができ、踏ん張れることもあるのではないでしょうか。
今回はそのいざという時のための訓練法をご紹介します。
【トレーニング】転倒予防のステップ運動
[転倒予防ステップ]
最初に「もも上げ」をして、その感じを覚えておきましょう。
右足からやっていきましょう。(左足でもかまいませんよ!)
まず、両膝を軽く曲げてリラックス
↓
右(左)の股関節を少し内股にします
できるだけ足先は前に向けておきましょう
↓
この上体で反復横跳びをするように、
サイドステップを2~3回踏んでください
↓
では、最初のもも上げで再チェック
右(左)足の方が上げやすくなっていませんか?
内股にしたのは股関節の主に屈筋と呼ばれる筋肉を働かせるためなんですよね。
そこにステップをすることで刺激を与えると股関節にスイッチが入り、さっきより機能的になったということです。
普段から転倒しそうになった時、バシッと反射的に足が動いてスイッチが入りやすくしておくことで防げることもあるのではないでしょうか。
うえ接骨院 上野
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